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何処にあるの「砂漠の中にたたずむ巨大な鏡張りの施設」

砂漠の中にたたずむ巨大な鏡張りの施設

サウジアラビアの自然と文化を管理するアル・ウラー王立委員会が「マラヤ・コンサートホール(Maraya concert hall)」と名付けた全面鏡張りの建物を砂漠地帯のアシャル渓谷に建設しました。

外壁を鏡にしたのは、建物で周囲の景観を壊さないようにとの事。確かに、このビルならどこから見ても、自然の風景と一体化して見えますからね。

この地域は、サウジアラビア初のユネスコ世界遺産に登録されていて、自然に形成された岩や歴史的書物の発掘場所、洞窟壁画、宗教的建物などが多数存在する場所です。

そうした美しい自然の背景が、直方体の前面に十分に反映・強調されるようデザインされたホールは、「世界最大の全面鏡張りの建物」としてギネス世界記録に認定されました。

広々としたユニークな外観だけでなく、内装もコンサートホールとして優れた音質機能を発揮するようデザインされたこの建物は500人の収容が可能との事。

アル・ウラー王立委員会CEO(最高経営責任者)のアムル・アルマダニ氏は、以下のように声明文を発表しました。

世界的な遺産といえるアルウラは、21世紀の新たな文化のハブになろうとしています。ワールドクラスのイベントやパフォーマンス、式典、ビジネスカンファレンスなどを開催できるマラヤ(コンサートホール)は、その役割を担う中心的存在となるでしょう。マラヤ(コンサートホール)は、自然、文化、人間を合わせて1つにするための「媒体」なのです。

なお、このマラヤ・コンサートホールは、今後永久的にこの場所に設置される予定となっていますので、コロナが収束したら是非一度は行きたい場所ですね。

アル・ウラーとは

マラヤ・コンサートホールのあるアル・ウラーは、サウジアラビア北西部のメディナ州にある古代アラビア語のオアシス都市です。古代から香料交易の中継地となった歴史ある町です。
オアシス都市なので、周囲は岩山と砂漠に囲まれています。近くには世界遺産である古代都市マダイン・サーレハがあって、今のアル・ウラーは、そこを訪れるための観光拠点として利用されています。

イスラムの歴史といくつかのイスラム以前のセム文明での特徴を持つエリアで、インドとヨーロッパを結ぶ 歴史的な香道の市場都市でした。

すぐ近くには、アラビア語の発展を示す保存状態の良い古代の石碑文や、ギリシア・ローマの影響と受けたナバテアとデダナイトの時代にさかのぼる岩の住居と墓など、貴重な遺産がたくさんあります。

マラヤ・コンサートホールは町中ではなく、マダイン・サーレハに近い場所にあります。

アル・ウラーの観光

アル・ウラーは

日本からアル・ウラーへの行き方

日本からアル・ウラーへは残念ながら直行便はありません

成田から3回乗り継いで約28時間(待ち時間込)かかるようです。

NRT東京 成田 BKK バンコク スワンナプーム国際  7時間20分

BKK バンコク スワンナプーム国際  DEL インディラ・ガンディー国際 4時間30分

DEL インディラ・ガンディー国際  JED ジッダ 6時間

JED ジッダ ULH ウラー 1時間25分

観光

アルウラーの美しい風景に勝るロマンチックな場所はないといわれています。
魅惑的な山の彫刻や岩窟墓があり、神秘的な古代の土地はそれ自体が素晴らしい景観です。
何十万年もの歴史を背景にした、レストラン、高級ホテル、砂漠の冒険体験などが堪能できます。

イタリア料理、フランス料理、地中海料理、ハンバーガーなど、数々のレストランもあるみたいです。

治安(サウジアラビア王国)

サウジアラビアの治安は悪くないです。ヨーロッパでよく聞くようなスリやひったくりもほとんどないですし、町中を歩いていて危険を感じることもないそうです。

外務省の安全情報でも、レベル1の十分注意になっています。
観光客がまだ少ないためか、絡んできたりする人も少ないし、もう空気のような存在なんでしょうか。
治安以前の問題として、サウジアラビアでは外国人女性が一人で観光することが困難と言われていました。後見人制度により、常に女性は男性のお供が必要でした。

そんな中で、昨今の「急速な改革」というなのでしょうか、今は普通に現地の女性も1人で道を歩いているようです。けれども、夜は明るい道を通るなど、最低限の防衛はしておきたいですね。

サウジアラビア王国とは

公用語はアラビア語、人口は約3422万人(2019年サウジアラビア王国政府統計)となっています。
日本の約6倍という広大な国土面積の大部分が砂漠です。
接している国は、ヨルダン、イラク、クウェート、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦、イエメン、オマーンなどで、このあたりの国や地域は西アジアに分類されます。
日本語での公式表記は「サウジアラビア王国」となります。

服装

男女ともに肌の露出を控えた適切な服装を心がけてください。当地の乾燥、紫外線、砂塵対策にも大変有効です。

サウジアラビア日本大使館HPより抜粋

写真撮影

写真撮影は気を付けた方がよさそうですね。

サウジアラビアには個性的な外観の建築物が多くあり、ついカメラを向けてしまいがちですが、王宮等関連施設,政府・軍関連施設の撮影は禁止されています。
どこが禁止区域であるのかは必ずしも明示されていません。事前に周囲の人に撮影の可否を確認してください。無断で撮影した(カメラを構える動作を行う)ことにより、
身柄を拘束される恐れがあります。撮影した写真や動画を SNS 等に投稿する場合も注意が必要です。
また、現地の女性を被写体とした写真の撮影は控えてください。
本人の承諾があっても家族からの訴えで身柄を拘束される場合があります。

サウジアラビア日本大使館HPより抜粋

以上、アル・ウラーとサウジアラビア王国についてでした

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