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猫アレルギーの症状と対処方法について、原因から除去できる?!

猫を飼いたいと思っていても、自分は猫アレルギーかもしれない、猫アレルギーでも、猫と暮らす方法はあるのかな?と心配されてる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、猫アレルギーの症状や検査、一緒に暮らすための対処法についてご紹介します。

この記事を最後まで読めば、猫アレルギーのことを理解し、猫と一緒に暮らすための対処方法も分かります。是非参考にしてください。

この記事でわかること

猫アレルギーの原因について
アレルギーかどうか確かめる方法
猫アレルギーを軽減する方法
発症した場合の対処法
原因から除去する猫の餌もある

猫アレルギーとは

猫アレルギーとは、猫が持つアレルゲン物質「Fel D1」を、吸い込んでしまうことで起こる反応です。
「Fel D1」は、猫に対するアレルギーのある人の95%の人が反応する、猫アレルギーの主なアレルゲンです。
猫は習性として、自分の体を舐めて毛繕いをしますが、その際に唾液に含まれるアレルゲン物質「Fel D1」が糖タンパクや毛に付着しています。品種、年齢、毛の長さ、性別、体重に関係なく、すべての猫が「Fel D1」を産生します。

これに直接触れたり、空気中に舞っている糖タンパクを吸い込むことで、アレルギーの症状が見られます。症状としては以下のようなものです。

くしゃみ
目の痒み
めまい
息苦しさ
湿疹
肌荒れetc.
花粉症の症状に、呼吸器の不調が合わさったような症状です。

アレルギーでの死亡例も

猫アレルギーで死亡例もあります。アメリカでは、猫アレルギーを持つ人は、1,000万人とされています。そのうち年間50例程の死亡が確認されていると言うことです。
とはいえ命を落とすほどの症状に至るのは本当にごくまれなので、そこまで心配する必要はないと思われます。しかし症状が出ると困るのも事実。もしまだ猫を飼っていないなら事前にアレルギー検査を受けるのがいいでしょう。RASTという検査を受ければすぐに結果が出るそうです。

猫を飼う前には

病院でアレルギー検査を受ける

猫アレルギーの検査には「血液検査」と「生体検査」の2種類があります。皮膚科やアレルギー科で受けることができます。
血液検査は検査費用が高く、結果が分かるまで数日かかるというデメリットがありますが、体への負担が少なくて、手軽に受けられます。
生体検査は、皮膚に直接アレルゲンを付けてアレルギー反応を調べるため、すぐに結果が分かりますが、皮膚疾患がある人は検査は不可です。
アナフィラキシーショックなどの危険もあるため、少しでも猫アレルギーの疑いがある人は血液検査を選んぶのがベストですね。

猫と触れ合ってみる

実際に猫と触れ合ってアレルギー反応の有無を確かめる方法で、接触テストと呼ばれています。
病院の検査では陰性でも、「実際に猫を触ってみたら症状が出た」という場合もあるため、猫を飼う前には念のため何度か触れ合ってみるのがいいと思います。
また、猫の種類によってアレルギー反応が出やすい・出にくいといったこともあるため、飼いたい猫種がいる猫カフェを利用して、症状が現れるかを確かめてみてもいいのではないでしょうか。

猫アレルギーの予防・対策

猫アレルギーの原因となるアレルゲンを減らすことで、猫アレルギーの発症を予防したり、症状を軽減できる可能性はあります。
特に、猫と暮らし始めてからアレルギー反応が出てしまった方は、積極的に対処しましょう。

部屋の掃除を行う

毛やほこりに含まれるアレルゲンは空気中に舞いやすいため、こまめな掃除を心がけましょう。
床や壁、天井だけではなく、アレルゲンが付着しやすいカーテン・カーペット・衣服などの布製品も、忘れずに掃除・洗濯してください。
すべて掃除するのが大変な場合は、カーペットを撤去してフローリングにする、革張りのソファに変えるなども効果のある対処方法です。

猫のお手入れをこまめに行う

猫の唾液には、猫アレルギーを引き起こすアレルゲンが多く存在しており、毛づくろいすることで猫の被毛に唾液が付着します。
換毛時期になると抜け毛の量が多くなり、家中に猫の被毛が落ち、空気中に舞ってしまうためアレルギー症状をおこしやすく、重度な人は症状が重くでたり、アナフィラキシーになるリスクが高くなったりします。
そのため、日頃から定期的にブラッシングをして、抜け毛の量を取り除くことでアレルギー症状を緩和させられるようにしましょう。
また、シャンプーもアレルゲンの減少には効果的ですが、アレルゲンが多い顔周りは洗っても2日程度で元に戻ってしまうといわれています。
ただし、水を嫌がる猫が多いことを考えると、猫の性格にもよりますが、ブラッシングで対応する方が現実的だと思います。

風邪予防対策と同様の方法

マスク着用や手洗い・うがいなど、風邪予防のときする行為も、猫アレルギーの対策としては有効です。
猫の毛や涙、汗などには、アレルゲンが多く含まれているため、家ではマスクを着用するか、猫と触れ合った後はしっかり手洗い・うがいをするようにしましょう。

猫との接触を減らす

寝室は別にする、キッチンには入れないようにするなど、猫の居住スペースを制限することで、接触の頻度を減らすという方法もあります。できる限りアレルゲンを広げないことが重要です。

オス猫は去勢する

メス猫よりもオス猫のほうがアレルゲンを多く作り出すことが分かっているそうです。
そのため、オス猫の場合は去勢して、メスに近い体内環境を作ることで、アレルゲンの分泌が抑制できるといわれています。そうなると、つまるところメス猫の去勢には効果がないということなんですね~。

猫に触れたあとは手洗いをする

猫に触れた後は、すぐに手を洗い、アレルゲンを除去することが大事です。
アレルギー症状というのはアレルゲンが口や鼻から入ってしまう場合も皮膚から侵入する場合もあります。
皮膚からアレルゲンが侵入するのを防ぐために、猫に触れたり舐められたりしたら、すぐに水洗いをしましょう。

アレルギー薬を服用する

抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬を服用することで鼻水やくしゃみ、咳などのアレルギー症状を緩和することができます。副作用で眠気を催す薬もありますので、日頃から車を運転する人は注意が必要です。

猫アレルギーの症状が突然出たときの対処法


どれだけ気をつけていても、猫アレルギーの症状が出ることもあります。そんなときは以下の順番で対処しましょう。
まずはその場を離れて症状をおさえ、落ち着いてからアレルギー物質をとりのぞきましょう。

家から外に出て猫から離れる

くしゃみや目のかゆみなどの初期症状が出た時点で外に出て、猫から離れましょう。
このときは、用意していた薬も一緒に持っていくのがいいでしょう。
猫と距離を置くだけでもアレルギー物質から逃れられるため、症状をおさえられます。

症状に合わせた対処療法を

続いて症状に合わせて、対処療法を実施しましょう。目のかゆみは点眼 、呼吸の苦しさには吸入薬 、湿疹などは塗り薬、内服薬を持っているなら服用する。
そのままの状態で症状が落ち着くか、様子を見ましょう。問題がなさそうなら、猫が出入りしていない部屋から戻ってもいいかもしれません。

息苦しさや喘息症状など出たらただちに病院へ

もし吐き気や息苦しさ、めまいを感じているなら、かなり症状が出ています。
失神したり、喘息が起こったりする可能性もあると思われますので。ただちに病院へ行き、お医者さんの診断をうけましょう。

掃除してアレルギー物質を取り除く

症状が落ち着いたらマスクをするなどして、猫がいる部屋の掃除をします。猫がよくいる場所を中心に水拭きをして、アレルギー物質を除去します。
また、猫をお風呂に入れたりシャワーを浴びさせたりするとよいでしょう。(水が嫌いな猫でなければ。です。)
ただしマスクをしていても、アレルギーが再発する可能性はあります。
家族のだれかに掃除してもらったり、ハウスキーパーを呼んだりするのがよいかもしれません。
またこれを機に空気清浄機の設置などを検討するのもよいでしょう。

猫アレルギー症状を軽減する治療も

現状、猫アレルギーは完治させることができないため、もし発症してしまった場合には、症状の悪化を防いだり、軽減させる治療を行います。
こうした治療は「対症療法」と呼ばれ、症状を抑える薬を病院で処方してもらうのが一般的です。
なお、海外では、アレルギー物質を徐々に体内に取り込むことで体を慣らしていく「減感作療法(げんかんさりょうほう)」も注目されていますが、日本での普及はまだ広くありません。

餌で猫アレルギーの元となる原因を除去!?

ネスレから発売されている猫の餌には、アレルゲンを抑える効果があるとされているものがあります。
「ピュリナ プロプラン リブクリア」という餌です。

https://nestle.jp/brand/purina/proplan/pp/product/cat/liveclear/

猫アレルゲンを減らすことに加えて、プロバイオティクスも配合し、あらゆるライフステージで発生するニーズに合わせた、最適な栄養設計を実現させたとのことです。一度お試しください。

まとめ

いかがですか、猫アレルギーは根本的に完治は難しいですが、対処方法はあります。
たとえ猫アレルギーでも、症状が軽度なら猫と共に暮らすことは可能です。どうしても飼いたい場合は、お医者さんに相談しましょう。また症状が軽い場合は徹底的に対処していきましょう。
ただし重大な症状が出ることもあるので、十分な対策は行っていきましょう。

個人的には、アレルギーを抑える餌「ピュリナ プロプラン リブクリア」が凄く気になってます。

このサイトでは。ほかにも猫に関しての記事がありますので、そちらもぜひご覧ください。

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