ながうまとびの呼び方と当時の苦い思い出

イラストはイラストACより

今日は私的なお話を書きたいと思います。

みなさんは、「ながうまとび」という遊び、ご存知ですか？
僕は中学3年生のころ、めちゃくちゃはやってて、よくこの遊びをしました。
もう、彼是30年も前の事なのですが、今でも鮮明に覚えています。

ながうまとび

資料は、甲賀市のサイトからお借りしました。
甲賀市子ども情報局より転載

※砂利やアスファルトの上であそぶのは危険なので、芝生の上などであそびましょう。

というものですが、僕の通っていた中学校だけは若干ルールも呼び名も違っていました。

それは、「なんちょい」って言います。

なんちょい

見た目は同じですが、馬から落ちないように上に乗るチームは必死に馬にしがみつきますし、馬になってるチームは必死に振り落とそうと暴れます。

全員が馬に乗ったタイミングで、馬に乗ってる一番先頭のメンバーが腕を上げて「グー」「チョキ」「パー」のいずれかを出して、それを馬になってる一番先頭のメンバーが言い当てるという事をするのです。外れれば、当るまで繰り返し行います。

その時の掛け声が「なんちょい？」なんです。

全員馬に乗ったのを確認したら、一番先頭のメンバーが腕を高く上げて大きな声で「なんちょい！」と掛け声をかけます。
それに応し、一番先頭の馬になってるメンバーが「グーちょい」とか「チーちょい」、あるいは「パーちょい」と呼応します。当たるまで繰り返す、馬が崩れる、誰かが馬から落ちるまで繰り返されます。

この呼びかけから、僕たちの間ではこの「ながうまとび」を「なんちょい」と呼んでいました。

「なんちょい」をご存知の方いませんか

その後、社会人になった僕は地元を離れ関東を中心に生活したのですが、20年ぶりに大阪に戻ってきました。
当時の知人も少なく、連絡も取れない状況下で、今現在大阪で知り合った人たちにも時々話の流れから「なんちょい」について聞いてみたりするのですが、誰一人知ってるという人と会いません。

勿論、今まで大阪以外でも知ってる人はいませんし、「本当に関西の遊びか？発音からして韓国発では？」などとも言われます。

いったい、僕がやってた遊びは、本当に「なんちょい」だったのでしょうか。自信がなくなって来てネットで調べたりしているところ甲賀市のサイトで「ながうまとび」を見つけ、似たような遊びがあたところまでは確認できました。

どなたか、「なんちょい」で遊んだという方がいらっしゃいましたら、是非情報交換をしてみたく、このブログに書いてみました。

ケガをした友達

実は、中学3年生の当時は、体も成長過程にあった時期で、めちゃくちゃ大きい友達もいれば小さい友達もいました。「なんちょい」はそう言った意味では、非常に危険な遊びだったと今になって思います。
大人並みの大男が手も使わずに飛んできてお尻から「ドカン！」と馬に飛び乗るのですから、馬になってる小さな友達ならひとたまりもありません。僕にもめちゃくちゃ痛かった記憶は今も残ってます。

全員が馬に乗った後も、揺さぶられて馬になった側はとても大変です。

そんなある日、メンバーだった1人が馬が崩れた時にケガをしました。足の骨が折れたんです。それから学校内で「なんちょい」は禁止になったと思います。

ケガをした当日は、恐らく土曜日だったと思うのですが、学校は午前中だけなので、午後から近所の病院に入院することになった友達のお見舞いで全員で行くことになったのです。

しかし僕だけお見舞いに行ってないのです。
「なんちょい」で足の骨折ったっていうのがなにか恥ずかしかったのか、そこは何があったのか詳しく覚えていないのですが、僕だけお見舞いに行かなかったのです。
当然、他の後日友達からは、めちゃくちゃ非難を浴び、なんか複雑な気持ちになった記憶があります。

中学校を卒業してみんなとは疎遠になり、今でもあの時は申し訳なかったと思うのですが、昔の出来事として記憶だけが残っているのです。

もしもブログ読んでくれたら、当時の事は、今更ですが謝りたいですね。
僕がケガさせたわけではないですが、全員の共犯という事で。。。若いころの苦い思い出です。

まとめ

今の奥さんには、そんな話は「探偵！ナイトスクープ」案件だと言われるのですが、独力でひそかに探したいです。そこまで大げさにして「なんちょい」が全国に広まるのも恥ずかしい気がして。。。

何か情報を知ってる人がいたら、連絡して教えてください。笑