広告 ブログ

ドニャーナ国立公園って、どんな公園?見どころは?

ドニャーナ国立公園

皆さんは、ドニャーナ国立公園って聞いたことありますか?

どんなんニャ?国立公園なん?ってダジャレでも聞こえてきそうですが、この国立公園、最近テレビで紹介されているところを見ましたので、気になり少々調べてみました。皆さんにもご紹介します。

ドニャーナ国立公園は、スペイン南部のウエルバ県とセビリャ県、カディス県にまたがる、ヨーロッパでも最大級の自然保護区から構成される世界遺産です。
グアダルキビル川が大西洋へと流れ込む三角州にあります。ユネスコの2005年世界遺産に登録された他に、絶滅危惧種であるスペインオオヤマネコの最後の隠れ家でもあることから、生物圏保護区、ラムサール条約登録地にもなっています。

14世紀から貴族たちの狩猟場として保護され、大規模な土地開発を免れてありのままの豊かな自然環境を残しています。
507,220ヘクタールにも及ぶ広大な公園内の半分以上は湿地帯ですが、砂丘や雑木林、海岸やラグーンなどの多種多様な地形が複雑に混ざり合い、それぞれが美しい景観を形成しています。
毎年50万羽以上の渡り鳥や水鳥たちが越冬地に選ぶ楽園であるだけでなく、多くの動植物にとっても良好な避難所となっています。

ユネスコのサイト

youtube

ドニャーナ国立公園に見られる景観として有名なのはドゥナス・モビレスと呼ばれる移動砂丘です。
グアダルキビール川が運ぶ砂が強い南西風を受けて堆積し、最大で高さ40mもの砂丘群を生み出しています。
砂丘には固定砂丘と移動砂丘があり、「ドゥナス・モビレス」と呼ばれる移動砂丘は風に煽られて年間4~6mほども移動しています。

ドニャ-ナ国立公園への行き方

残念ながら、日本からの直行便はないようです。
何度か乗り継いでいくようですが、私の探した限りでは、香港やマドリード経由だったり一旦イギリス、ヒースロー空港やパリのシャルルドゴール空港経由になるようです。そのほか、マドリードまでの直行便がありましたので、そこを経由するのが一番楽な行き方でしょうね。

NRT成田  CDGパリ  15時間
CDGパリ  SVQセビリア 2時間30分

セビリアからは、バスで約2時間だそうです。ただし、現地ツアー等に参加しなければ見学できないようです。

スペイン、セビリア地方の観光

アンダルシア州の州都セビリアは人口約70万人、スペイン南部の政治・経済・文化の中心都市です。
スペインといえば、多くの人がイメージするフラメンコや闘牛、青い空に陽気な人々といったスペインらしい要素がぎゅっと詰まっている元気になる街です。

イスラム統治が長く続いた地域で、アラブ風の建物や街並みが多く残されているのも魅力のひとつです。
15世紀から16世紀にかけての大航海時代に、栄華を極めた頃の面影をあちこちに見ることもできるようです。

他のアンダルシア地方の町々と同様に、711年にジブラルタル海峡を渡ってやってきたイスラム勢力によって統治されてきました。
その勢力がキリスト教徒の手に戻ったのは1248年。その間、約500年以上もイスラム統治により、イスラムの文化が浸透しています。
1492年、セビリアから出航していったコロンブスによる新大陸到達により、セビリアは新大陸との貿易の独占港として繁栄していきます。

現在でもセビリア港はスペインの主要貿易港の1つで、ワイン、オレンジ、オリーブオイル、羊毛、鉄鉱石などを輸出しています。

観光名所としては
1,セビリア大聖堂
2,サンタクルス街
3,アルカサル王宮
4,インディアス古文書館
5,黄金の塔
6,マエストランサ闘牛場
7,スペイン広場
8,メトロポールパラソル
9,フラメンコ舞踏博物館
10,セビリア美術館

南国ヨーロッパを味わえる名所ばかりです。ぜひ一度は行ってみたいところです。

-ブログ
-, ,