キャリアコンサルタントを目指す上で、養成講座の費用は決して安くありません。「高額な投資に見合う内容なのか」「安心して受講できるのか」という不安を解消するために、日本マンパワーの養成講座に関する公式データと客観的な事実のみを整理しました。
サービス概要と位置づけ
日本マンパワーは、1999年に日本で初めてキャリアカウンセラー(現・CDA)の養成講座を開講した企業です。国家資格化(2016年)以前からキャリア形成支援の教育を行っており、登録者数ベースで業界トップクラスの民間養成機関として知られています。
調査に基づく事実データ
1. 厚生労働省の認定と給付金制度
- 認定有無: 本講座は厚生労働省より「キャリアコンサルタント養成講習」として正式に認定されています。
- 専門実践教育訓練給付制度: 一定の支給要件を満たす受講者は、ハローワークより最大で受講料の80%相当額が給付されます。
- 受講修了時: 教育訓練経費の50%を支給
- 資格取得・登録・就職時: さらに20%を上乗せ支給
- 賃金上昇時(拡充要件): 賃金要件を満たした場合、さらに10%を上乗せ支給
2. 受講費用
- 一般受講料: 396,000円(税込)
- ※入学金は不要、教材費が含まれます。
- ※説明会参加割引や学生割引など、特定の適用条件に応じた割引制度が用意されています。
3. カリキュラムの構成
- 学習期間: 約5ヶ月間
- 学習形態: 通信学習+スクーリング(通学またはオンラインを選択可能)
- 主な内容:
- 学科・理論のインプット(通信)
- グループワークやロールプレイを中心とした対面・ライブ形式の実技演習(スクーリング)
4. 合格後のサポート体制
- 修了生のネットワーク: CDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)資格の認定団体である「特定非営利活動法人日本キャリア開発協会(JCDA)」との連携による勉強会や交流機会の提供。
- 継続学習: 5年ごとの国家資格更新に必要な「更新講習(知識・技能)」を継続して実施しているため、合格後も同一機関での履修が可能です。
メリットと留意点
メリット
- 厚生労働省の指定講座であるため、要件を満たせば給付金制度を利用して自己負担額を抑えることができる。
- 長年にわたる運営実績とノウハウがあり、全国主要都市(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡など)やオンラインでの受講選択肢が確保されている。
留意点
- 給付金を受け取るためには、ハローワークでの事前の受給資格確認や、講座の修了基準(出席率や課題提出)をクリアする必要がある。
- 受講料の他に、国家試験の受験料(学科・実技の合計38,800円)や、合格後の登録免許税(9,000円)・登録手数料(8,000円)などの諸費用が別途自己負担となる。
まとめ
日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座は、長年の実績を持つ厚生労働省認定の講習です。一般受講料は396,000円(税込)ですが、国の給付金制度を活用することで自己負担を減らして受講することができます。自身の雇用保険の加入状況や、求める学習環境(対面かオンラインか)を照らし合わせた上でご判断ください。