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火事に遭いました。ほぼ全焼で何もなくなりました~

みなさんこんにちわ~ ひで(@hyde032969)です。

先日、火事に遭ってしまいました。燃えた場所というのは、僕の奥さんがたまたま昔から所有している物件だったのですが、賃貸に出していたものでした。ですから、僕も奥さんも特に身体的な被害は受けなかったんですが、全焼ですので、所有物の損失被害に遭ってしまいました。全く何にもかもがなくなってしまいました。でも咄嗟に思ったのは、入居者さんのことでした。

守口市から固定資産税が減額になる案内を受け取って初めて火災が起こっていたのを知ったのですが、それは事故発生から2週間後でした。入居者さんが救急車で病院に運ばれ連絡不通となり、誰も僕たちのところへ知らせてはくれなかったのでした。通常火事の時というのはこういうものなんでしょうか?

市から通知書が来た時はそれはそれはびっくりしてしまいました。そして、ご近所さんはどうなんやろうか隣近所さんにも迷惑をかけてしまとか、他にけがした人とかいなかったのか?とかいろんな心配事が出てきました。

お隣の所有者さんが、登記簿謄本から調べてくださって、僕たちのところに火事の連絡のお手紙が届きました。お隣さんも全焼でした。

今日は、火災発生から数えて約50日後になるのですが、今後の処理問題がありますので、ようやく解体屋さんと、お隣さんと、市の職員さんとで打ち合わと相成りました。

守口市の対応

いつもお世話になっている不動産屋さんが解体屋さんを手配してくたおかげで、当日は、すべておぜん立てが出来ていました。解体屋さんとお隣さんと市役所の職員さんが集まって、打合せでした。

フローとしては、僕たちとお隣さんとで解体します。

解体屋さんは、受託作業として解体し廃材を処分します。

守口市はそのうち廃材の一部を引き取ってくださる。

費用は、お隣さんと僕たちとで折半するとして解体屋さんに費用を払うとなっていました。

市の職員さん解体後に出る廃棄物の確認に現場まで来られました。そこで判明したのですが、実は市が引き取ってくださるのは、入居者さんの私物。これは完全に無料ですが、入居者さんの罹災証明書があることが前提条件。僕たちとお隣りの所有者さんの所有部分である建物は300円/10㎏の有料、しかも土壁とレンガ以外の木材だけだったんです。

これに解体屋さんが反応して、電話で聞いた時と話が違うと!なりました。「行けますよ、行けますよとは無料だと思うでしょう~。」って。

そりゃそうですよね。行けますよって我々だって無料だと思いますよ。なのに今更、有料だって言われたらこっちだって解体屋さんに支払う金額が違ってくるから見積もりはやり直しです。解体の作業自体も遅れます。

どれが入居者のものなのか、どれが大家さんのものなのかぐちゃぐちゃになってる中で区別も付けづらいのに、何を言ってるんですか。守口市に住んでる住人さんにはサービスで無料引き取り。所有者さんは事業主と見なして、事業者さんは有料。って差別なの区別なの?僕たちは事業としてやってるんじゃないとは主張しましたが、大家さんは事業者と見なしますというルールだそうです。つまり貸し出すと事業としてやってなくても事業者だという設定です。事業者ではない大家さんとはどういう設定なんでしょうか?無料で貸し出していれば事業と見なされないのでしょうか?確認がもれましたけど。。。

解体屋さんは大怒りでした。僕たちも怒ってしまいましたよ。固定資産税払ってるのに、サービス悪すぎるやろう。って。担当者に詰め寄ってしまいました。

入居者さんと大家さんでそれぞれ消防署に行って罹災証明書を貰ってきてくださいとのことでした。

いやいや、僕たちの罹災証明書は、守口市の固定資産税課にもう提出してますよ。また罹災証明書貰いにって守口市に提出ですか?部署間で確認してほしいですね。

それよりも問題は、入居者さん側の罹災証明書です。入居者さんとはプライバシーの関係でどこの病院に運ばれたのかも一切教えてもらえないので、連絡も取れない状態なのに、どうやって罹災証明書を取ってもらうように依頼すればいいのか。。。ほとほと困ってしまいました。

頑張ってくれた消防署

消防署に行って、罹災証明書の再発行を依頼しました。そこで入居者さんにも発行してあげて欲しいと依頼しましたが、やっぱり無理でした。どこの病院に入院したのかも、消防署の救急車で運びこんだにもかかわらず、知っているけど教えられないとのこと。法定代理人からの申請でないと罹災証明書は発行できませんとのことです。

八方ふさがりで、困ってしまいました。見かねた消防隊員さんが、上司に掛け合ってくれて、運び込んだ病院の職員さんと連絡を取ってくれて、病院から僕たちのところに連絡してもらうように伝えてくれました。おかげで、病院から連絡が入り、必然的にどこの病院にいらっしゃるのか、入居者さんのけがは大丈夫なのかも分かりました。火事でのけがはそれ程でもないらしいことまでは分かったので一安心ではありました。

この後、守口市役所の廃棄物処理の部署に罹災証明書を出しに行きました。

入居者さんの状態を説明しました。市側としては入居者さんが本当に守口市に住んでいた市民だと分かっているし、火事になったことも分かっているし、入居者さん本人がどこの病院に入院しているのかまでも分かっているので、罹災証明書は不要ですと、やっと言ってくれました。それで入居者さんの所有物は無料で処分してもらえることになったのですが、大家さん分の建物部分はやっぱり有料ですとの主張。そこは変わりませんでした。

解体屋さんの話

北大阪京阪エリアを中心に解体を請け負っている業者さんのようでしたが、守口市で火事に遭った物件を解体するのは初めてだったようです。守口市の対応に大きな不満を持ちつつ帰社されました。

電話で「行けますよ」は無料ですよという意味でしょうと言われ続けておりました。こんな市は他にないですと言われていました。他の市だったら、全部引き取ってくれているとも。

守口市は立派な市庁舎はお持ちのようですけど、守口市に住んでいる市民と固定資産税を払っている僕たちに対してとても不親切だという事が分かりました。しかもガチガチで、固定資産税課に提出した罹災証明書は廃棄物の処理をする部署には回らないので、再提出とか、ありえませんよね。守口市はほかの市町村に比べるとお堅い職員さんが多くガチガチ度合いMAXだと解体屋さんはおっしゃっていましたが、今日はマジでそのことを実感した日でした。

まとめ

消防署に罹災証明をお願いしたら、また小1時間かかりました。こちらもかなりガチガチでした。前回の罹災証明書の時も、事前に伺ってた書類を全部用意しても、当日確認いただいて後から後から、あれもこれも必要で、入居者さんと所有者さんの関係が分からないとか、契約書の自動更新された部分が証明されていないとかいろいろありました。それはまぁもうかなり古くなったので今回は書かないのですが、こちらもかなりのガチガチ度でした。それは置いておいて、今日は30分で済むだろう打合せに、全部合わせて1日仕事でした。この先、更地にして、その後に土地活用でいろいろと市との交渉事があれば、また揉めるんだろうなと思うと、気が重いですね。

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